熱帯魚飼育に必要なもの
熱帯魚飼育に必要なもの
■水(飼育水)
これが無いと始まりません
ちなみに水槽内にいれる水はカルキ(塩素)が抜けたものを使用しましょう、水道水には腐敗を防ぐ為に塩素が添加されています、塩素は魚に対して毒となりますのでそのまま使用することができません。
カルキ(塩素)を抜くには
1.バケツなどに水道水を汲み置きし、数日放置しておく。
2.市販の塩素中和剤を使用する(ハイポ、コントラコロライン等。)
■水槽
大きさはお好みで選んでOKです。
ただし、水を張ると結構な重量になるので大型水槽の場合は注意が必要です。
また、飼育する予定の熱帯魚の種類によっては大型水槽の用意が必要になります(アロワナ等の大型魚の場合)
種類についてはこちら
■フィルター(ろ過器)
飼育水をきれいに維持するために必要です。
外掛け・外部・上部・底面・スポンジなど多種多様なフィルターが市販されていますので、対応水量とお好みによって選びましょう。
これとは別にフィルター内に入れるろ材が必要になります。(ろ材が付属しているフィルターもあります。)
フィルターの種類別特徴としては
外掛けフィルターは比較的安価にて購入できますがフィルター部分が使い捨てのため定期的に購入することによりコストがかかります
スポンジフィルターは安価で長持ちしますが浄化能力が低めでスポンジ部分の定期的な清掃が必要です。
底面フィルターは安価で浄化能力も高いですが清掃すのに手間がかかります
上部フィルターは多少価格が高くなりますが掃除が比較的簡単にできます、ただし構造上CO2を添加しての水草水槽には不向きです。
外部フィルターは浄化能力が高く水草水槽にも最適ですが価格が高いです。
種類についてはこちら
■ライト(照明)
無くても大丈夫なのですが、魚を鑑賞する上で必要です。いろいろな種類があるのでお好みのライトを。(水草水槽の場合は多灯式やメタルハライドランプ等の高光量のライトが必須になります。)
また、蛍光灯の種類も豊富にありますのでお好みの色の蛍光灯で鑑賞するのも良いでしょう。
最近はLED照明もバリエーションが増えてきたため選択肢に入ります。
■ヒーター
熱帯魚たちは日本の冬のような寒い状態では生きていけません。
そこで、水槽内にヒーターを設置し飼育水を温める必要があります。オートヒーターといって温度固定のヒーターが安価に市販されていますが、できればサーモスタット(温度調節器)と普通のヒーターの組み合わせのほうが細かな温度調節ができて重宝します。
※これとは別に夏の高水温も熱帯魚は嫌います。できれば夏にはアクア用の扇風機やクーラーなどを購入し水温を下げてあげましょう。(魚の種類によっては高水温で死にますんで。)
■底砂
いろんなタイプが市販されています。無くても大丈夫ですがあったほうが魚が落ち着くようです。
また、水草を植える場合には当たり前ですが必須です。水草水槽の場合はできればソイルなどの肥料分を含んだ底砂にしたほうが楽です。
■水温計
飼育水の水温の状態を把握するのに必要です。
アナログの棒温度計とデジタル表示される水温計とありますが余り気にしなくてもいいでしょう。ちなみに、アナログ温度計のほうが断然安いです。
■水槽の蓋
ガラス素材が一般的です。
無くてもいいのですが、魚って意外と飛ぶんです。飛んじゃうと水槽の外に出ちゃいます。しかし、水槽に蓋をしておけば大丈夫です。
また、蓋をすることにより水の蒸発が緩やかになります。
■えさ
お魚のエサです。
いろんな種類が各種市販されていますので魚種によって使い分けましょう。