突然生体がばたばた死に出した場合の対処法
■ 突然生体がばたばた死に出した場合の対処法 ■
■突然生体がばたばた死に始めました。なんで?
1.急激な水換えによる水質急変
水槽内の飼育水を大量に交換しませんでしたか?一気に半分以上の水換えを
行うのは危険です。尚、水道水を塩素を抜かずにそのまま水槽内に入れた場合
も生体が死んでしまうことがあります。
2.殺虫剤による影響
水槽のある部屋で殺虫剤を使用しませんでしたか?バルサンなどは特に強烈で、
ビニールなどにより水槽をカバーしていてもわずかに隙間が開いていたらアウトです。
エビなどは特に弱く、アースノーマットなどの香取系でも死んでしまうことがあります。
水槽のある部屋では殺虫剤等の使用は止めたほうが良いです。
3.ヒーター(サーモスタット)の事故
これは温度調整にサーモスタットを使用している場合に多い事故なのですが(特に外
気温が低い冬場)、水槽の掃除をした後サーモスタットのセンサー部が水槽の外に出
てしまい、ヒーターが利きっぱなしになり水温が上昇し魚が死んでしまう事故です。
(サーモスタットは、センサーにより水槽内の水温を測定し、一定の温度以上になると
ヒーターへの通電を止める器具なのですが、センサーが水槽外に出ると気温を測定
してしまい水槽内の水温が上昇しても通電を止めません。)
■突然生体がばたばた死に始めたらどうすればいいの?
1の状態は残念ながら対処の使用がありません。逆に下手に手出ししてしまうと犠牲
者を増やしかねません。
2の状態は水槽水の半分程度の水換えを行い様子を見ます。しかし、すでにダメージ
を受けてしまった生体は徐々に弱り死んでしまうかもしれません。
3の状態はまずヒーターをストップさせ水替えを行い(急激な水温変化を避けるため少し
づつ行う。)様子を見ましょう。
いづれの場合も飼育者が気おつけておけば防げるものばかりです。
こういった事故にならないように大事に飼育してあげたいですね。